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FXとは??

 FXとは「Foreign Exchange」から作られた日本で使われる短縮形の造語で、外国通貨を売買することにより為替差益(利益)を目指す「外国為替証拠金取引」のことを指します。

 「外国為替証拠金取引」は英語で正確に言うと「Foreign Exchange Margin Trading」となりますが、外国人相手には「Forex Trading(外国為替取引)」と表現することの方が意味が通じやすいので注意をしてください。

 さて、先ほどFXについて「お金」に対する投資と言いましたが、「お金を両替している」と考えた方が分かりやすくなるかも知れません。

 FXの取引の例を上げると、「日本円からアメリカドルへ両替して、その後しばらくして、両替したアメリカドルを日本円へと変える」と言う具合に各国の通貨を両替していくような取引になります。

 要するに、FXとは上の画像の様に、「あっちの国の通貨が良いかな」とか「嫌々、この国の通貨でしょ!」などと考えながら、両替していく事で利益を出そうと言うものになります。

 一部の人が、「FXはギャンブルだ」などと言っている事を聞いた事が有るかも知れませんが、「FXは決してギャンブルではない!」と言う事を最初に覚えておいてください。

 「為替差益」と言う言葉がありますが、FXは自分が持っている通貨の価値が上がると利益が出る取引になっています。そして、その通貨の価値は上がるか下がるかと言う2通りしか有りません。

 つまり、「これから上がりそうだ」と思う通貨へと両替し、その通貨の価値が実際に上がれば利益が出ると言う訳ですが、この通貨の価値が上がるか下がるかの2通りしか無い事を材料に「丁半博打」だとおっしゃる方もいます。

 しかし、「FXはギャンブルでは決してありません」。ギャンブルの様に一か八かで行うものでは無くて、FXは投資、つまり「資産運用」だと考えて頂く事がFXを始めるために一番大切な事だと始めにご理解ください。

 赤いラインがアメリカの通貨であるアメリカドルの値動き、つまりはアメリカドルの価値が上下している状況だと考えてください。

 FXの利益、つまり為替差益と言うものは、例えば上の図のように、アメリカドルが1ドル80円で購入したとします。つまりは、「1ドル80円の時にアメリカドルへと両替した」と考えてください。その後、しばらくしてアメリカドルの価値が上がったので、アメリカドルが1ドルにつき100円になった時にアメリカドルを売って円を買いました。つまりは「アメリカドルから日本の円に両替した」と言う事ですね。

 そうすると、1ドル80円で買っていたアメリカドルが、売る時には1ドル100円になって1ドルにつき20円も高く買い取ってくれました。

 これがどう言う事かと説明すると、1ドルに付き20円の利益、つまり為替差益が出たと言う事になります。

 「なんだ、たった20円か・・」と思われるかも知れませんが、1ドルに付き20円なので、実際には、1万ドル購入していた場合には、

 20円(1ドルに付きの利益) × 10,000(1万ドル) = 200,000円

 となり、20万円もの利益が出る計算になります。

 これがFXの為替差益と言うものになり、FXをする上で目指す最大の目標となります。では、次にFXの為替差益が何処からやってくるのかを説明していきたいと思います。

 先ほどの例では、何と20万円もの利益を出す事ができましたが、この20万円は何処から出た利益なのでしょうか?

 実は、この利益となった20万円の資金を出したのは、FXで取引を行っている人なんです(正確には企業などの実需なども入ります)。

上の画像を見て頂けるとFXがとても理解しやすくなると思うのですが、FXは画像のように「お金」を世界中のみんなで取り合っている状態なんですね。

 つまりは、自分の方へと上手く引っ張り込む事ができれば利益になりますし、反対にお金を引っ張り込まれてしまえば損になってしまいます。

 しかも、株式投資とは違って1日の内で取引時間が決められていて、お金を引っ張り合う時間が決まっているのでは無く、平日の間は24時間引っ張り合う事になります。

 そのため、FXを始めるためには24時間のお金の引っ張り合いに耐えるために、それなりの下準備が必要になってきます。

 そんな下準備をシッカリとしてから資産運用にFXを始めることが大切になってきます。

通貨は決して逃げませんから、シッカリ基礎を身に付け、資産運用を行ってくっださい。

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