FXの取引手法は裁量トレードとシステムトレード
FXの取引手法は裁量トレードとシステムトレードに分類される。
これらの用語はFXをしているとよく耳にすると思うので念のため覚えておきましょう。初心者の方は、普通、裁量トレード手法から始めることになると思います。
裁量トレードとは、売り買いの判断を自身で行うトレード手法で、多くのFX投資家が行っている一般的な取引手法です。
何だ、普通じゃない、と皆さん思うことでしょう。
逆にシステムトレードは売買ロジック(EA)のテクニカルポイントの発生により、システムが自動的に売り買いをします。売買ロジックは、人が選ぶのですが、売り買いはシステムが行うので、裁量トレードのように人がそれを判断することはありません。
またテクニカル分析により、売り買いを判断してもそれは裁量トレードと定義づけられます。テクニカル指標で発生した売り買いのサイン(売買シグナル)を見て、トレードするわけですから、そこには人の判断がはいるからです。
個人的にはFXでリスク分散をしながら、長い間利益を上げ続けるために、裁量トレードとシステムトレードの二つを自身のトレード・ポートフォリオに組み入れるべきだと思います。
裁量トレードは自分の知識と経験をもとにストラテジ(トレード戦略)を組み立てます。しかし、その戦略が誤っていれば損失が出ます。その戦略のリスク分散をするために、他人のつくったストラテジをトレードのポートフォリオに組み込むのです。
特に最近のシステムトレードには、他のトレーダーが作成した一定の利益が出ている売買ロジック(EA)をもとに自動売買ができるシステムトレードが多くあります。
但し、チャートによっては自動トレードでは手も足も出ない場合がありますので、注意が必要です。
私自身はおすすめしません。